私たちはもともと、日本でCBDに関する様々なことを行っていました。
メディア、製品企画、流通、引き合い、そして医療として必要な方々の社会インフラ構築のために、医療用の大麻やCBDに関する啓蒙を行っていました。
医療大麻は患者の権利憲章に基づき各国で認められており、G7で違法となっているのは日本だけです。
こちらをご覧ください。
これはパーキンソン病の男性が、初めて医療大麻を利用するシーンです。およそ数分で正常な状態に戻っています。これは恒久的(ずっと続くもの)ではありませんが、少なくとも医療大麻を利用すれば、このように日常生活を送れるかたがいらっしゃいます。このほかにも、「医療大麻でしか対処のない難治性疾患の方」は多くいらっしゃいます。たとえば、CBDでは難治性てんかんが有名ですが、この場合も日本で規制されているTHCを利用すれば、発作を止められる方がとても多くなります。
難治性というのは、「現在の西洋薬で対処がないもの」と考えるとわかりやすいと思います。難治性疾患は現在の西洋薬では対処がないため、医療大麻が規制されていると、これらの方々は辛い症状に悩まされながら、命の危険と共に生活しています。医療大麻は命に関する問題、治療を必要とする方の人権問題なのです。
ここでは医療大麻に関する問題やその理由を語ると長くなってしまうので、知りたい方はブログや書籍をご覧ください。
私たちはこのように大麻を医療として必要としている方のために、日本で様々なことを行ってきました。しかし、日本政府は国連などの強い勧告を何度も受けながらも、医療大麻を認めない姿勢です。さらにはTHCの閾値を従来みなしていた量のおよそ10~20分の1程度としてしまったために、医療として必要な方たちにとっては、かなり厳しい状況になりました。
そこで私たちは、医療として大麻を必要とする方たちのためにインフラを用意する必要があると感じ、世界を探し、その答えをタイで見つけました。タイは伝統医療の中で大麻を使用しており、第二次世界大戦の際にも植民地とならなかったため、大麻に関する知識がきちんと伝えられました。王室に伝わる医療技術の中にも大麻が重要な薬草として扱われており、その文化を伝承するために、医療大麻を解禁しました。
バンコクの医療レベルは高く、西洋医療・伝統医療を含めたその他の代替療法も充実しています。古式マッサージやハーブボール、トークセン、華僑の方も多く漢方も充実しています。おそらくアジアの中で医療選択の幅が一番広いのはバンコクではないでしょうか。さらに、治療費や滞在費を現実的に日本人が支払える価格であることも重要です。これらを理由に私たちは、従来の日本医療の選択肢以外を考えたい人たちのためのインフラになりうるのは、今のところタイが最も適していると考えています。
私たちはあなたの意思を尊重し、その病気に対してどのような対処が取りうるかを一緒に考えます。そのためにいくつかのコースを用意しています。これは日本とどう違う治療なのかを説明し、ご理解いただいた上で希望する方のみをアテンドします。最も大事なのは、治すためにご本人が理解して、努力することが何より大切なことです。そしてこれらのリトリートを受けることで、改善・治癒が見込める疾患をメインに私たちはサービスを提供しています。
医療の範囲としては、西洋医療・東洋医療・伝統療法などをもとに統合医療的な観点でプランをご提案します。
ただし、西洋医療をベースとした場合タイは日本よりも高価になります。このため対処によっては日本での治療をお勧めする場合もございます。
それ以外の疾患も相談の上で受け入れは可能です。もちろん限界はありますが、あなたの病気を私たちは自分事として考えます。もし私たちがあなたの人生で、よりよい習慣や価値を提供できればこれほど嬉しいことはありません。