私たちは、主にタイで日本人向けのメディカルリトリート・トリートメントを提供する、メディカルコンシェルジュです。
現在世界では急速にアジア伝統医療の普及が広がっており、高齢医療・末期医療・がん治療において、東洋のハーブ療法や代替療法は著しい効果を上げています。アメリカやイギリス、ドイツなどでは、ガン治療やそのサポートにハーブ療法が広く使われています。そんな中、タイは外科手術の技術も高く、すい臓がんなどの治療を受診するために、ドイツやイギリスなどの欧米圏からのタイを訪れる方も年々増えています。
これに比較して、日本の医療レベルが低いわけではありません。しかし日本の医療の大きな流れは停滞しており、世界のトレンドからはかけ離れてしまい、治療を選択することができません。
そのため私たちは、日本で痛みや病に苦しむ人たちが、世界基準での治療を受けるためのインフラとして機能しよう、という理念をもとにスタートしました。
おそらくそれは、皆さんの常識とかなり違うものもあります。
ですがきちんとその病気がどのようなものか理解すれば、ほとんどのガンは怖がる必要がありませんし、日本では難治性てんかんなどのハンディを持つ人たちも、タイでは普通の暮らしができる現状があります。
そこでまずご興味を持つ方の、現状確認の相談はすべて初回無料で行っています。どのような病気で悩んでいるかをヒアリングし、世界中の医療を調べます。
タイで提供できるものは私たちが各クリニックと連携し見積を行います。日本円で決済を受け付け、治療や入院・宿泊施設、その他のインフラを提供します。タイ以外での治療に関しては情報の提供のみとなりますが、検査結果からセカンドオピニオンを専門医より受けるサービスや、生命保険請求サービスなども提供しています。
また、ウェルネスリトリートや美容医療などに関しても、将来的なリスク情報をお伝えし本当にその施術が必要かを確認します。
病気を治したい、健康でありたい、若く元気でありたい。
そう願う人たちのためのインフラとして、私たちが少しでも力になれればこれほど幸せなことはありません。
代表者プロフィール
父と弟が歯科医。幼少より医者になる道を提示されながらも日本の医療に疑問を持ち、仕事をしながら見識を広め10年遅れで総合大学へ行く。卒論は「人工知能と生体医療の発展における、社会変化とその経済的可能性」。
大学卒業後、アメリカLAの会社にて日本向けハーブ関連フリーペーパーの編集長を務める。世界の医療論文や研究を読み漁り、取材で行ったタイの医療レベルの高さと幅広さに着目し、メディカルコンシェルジュサービスを構想する。
実家に帰った際に父の目と肌に黄疸があることに気づき、病院へ連れて行くとすい臓がんが見つかる。奇しくも最初の顧客は父となり、すい臓がんの治療にタイへ。
二か月間の治療で、検査結果は腫瘍マーカー以外ほぼ正常に。しかし生きるために海外で治療する生活よりも、日本でゆっくり最後を過ごしたいという父の意思を尊重し、共に帰国。日本で看病を行いつつ、遠隔でタイで治療を受ける日本人のお手伝いをしながら、ビジネス化の準備を進める。
余命半年といわれた父は、二年間の余生を過ごし永眠。父の死を契機に、メディカルコンシェルジュサービスを正式にローンチ。
現在は、日本で医療に関する経営・企画・人材などのコンサルティングを行いつつ、タイでのメディカルコンシェルジュサービスを提供しながら、その幅を広げている。